【中3生】子どもの進路にどこまで関わるべき?

コラム

執筆者:渡邉真人

 お子さんがとうとう中学3年生になり、これから人生で最初の大きな岐路を迎える保護者の皆さん。進路選択は、お子さんの将来に大きく影響します。慎重に検討しないといけません。そしてその時、保護者の皆さんが子どもたちの進路選択に適切に関わることが何より大切です。うまく関われば、お子さんの可能性を最大限引き出せますが、関わり方を間違えるとかえってストレスをかけてしまう恐れがあります。お子さんの進路選択は、保護者の皆さんにとっても重要な課題です。

 お子さんと進路の話し合いをするときは、まず寄り添う姿勢が1番大切です。将来の夢や希望をしっかり聞いて、その意見を尊重しながら、一緒に叶えられる進路を探しましょう。ただし、その子の能力や学力、習熟度など、現実的な視点も忘れずにいてください。達成可能な目標が立てられるよう、保護者の方からアドバイスするのも大切です。話し合いの際は、決して叱ったりせず、寄り添いながら丁寧に接することが肝心です。

 また、お子さん自身の適性を知ることが、進路選択の第一歩になります。成績だけでなく、得意分野や苦手分野、興味関心、行動パターンなども重要な判断材料になります。お父さんお母さんが、子どもの様子をよく観察して、適性を見極めてあげてください。また、私たち塾の先生や担任の先生にも相談してみてください。客観的な意見が聞けると思います。適性検査を受けさせるのも一つの方法かもしれません。お子さん自身にも自分の適性について考えを巡らせ、自己理解を深めさせることが重要です。

 それと、進路選択の際は、固定観念にとらわれすぎないよう気をつけてください。「勉強が苦手なら進学は無理」「都会の学校がいい」などの思い込みは危険です。お子さん一人ひとりに合った選択をすべきです。また、保護者の皆さんご自身の思い入れや期待値をお子さんに押し付けすぎず、お子さん自身が進路を決められるよう、全面的にサポートする立場でいてくださいね。

 保護者の皆さん、その進路選択は子どもたちの将来にとって極めて重要な課題です。適切に関われば、その子の可能性を最大限引き出せます。お子さんの意見を尊重しつつ、現実的な視点も忘れずに、一緒に叶えられる進路を探っていきましょう。適性を客観的に捉え、一人ひとりに合った選択ができるようサポートすることが何より大切です。固定観念にとらわれず、寄り添いながらお子さん中心の姿勢で向き合っていってくださいね。よろしくお願いします。

 とは言え、自身の子どもに対してはどうしてもイライラとしがちなものです。お困りの際はぜひ河浜塾の教室までお越しください。一緒に前を向いて、お子さんの可能性を最大限引き出していきましょう。

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